「ネジ舐めのともぞう」です。ワケあって「スズキ keiワークス」に乗ることになったのですが、乗ってびっくりしたのが酷すぎるスピーカー。100均のスピーカーの方がマシじゃないか?と思うようなサウンドクオリティ。
とても音楽を聴く気にならないので、パイオニアのスピーカー「Pioneer Carrozzeria (パイオニア カロッツェリア) TS-F1040-2」へ交換してみました。
結果から言うと大満足です。ただ、カロッツェリアの商品写真ではクルマとの接続方法がイマイチ分かりずらいので、手順を解説したいと思います。
カロッツェリア TS-F1040-2 開封
今回購入したスピーカーは「Pioneer Carrozzeria パイオニア カロッツェリア TS-F1040-2」。アマゾンのベストセラーであることが決め手となりました。
スピーカーを選ぶときの注意点はサイズ。車によって10cmタイプや17㎝タイプがあるので、事前に調べる必要があります。Kei ワークスの場合は見たところ10㎝サイズでした。
また、コアキシャルタイプとセパレートタイプというものが存在します。セパレートタイプはツイーターとミッドウーファーが別々になっているもので、コアキシャルはツイーターとミッドウーファーが一体になっているものです。別名フルレンジスピーカー。
取付が簡単そうなコアキシャルタイプを選択しました。
同梱物はこんな感じです。
本体と説明書の他に、接続用ケーブルが2本、コの字金具が4セット付いています。コの字金具はインパネの任意の場所に取り付ける金具ですが、今回は使いませんでした。保証書付きで、保証期間は1年間です。説明書は3商品兼用のもので、サイズによって型番と付属品が異なるようです。
カロッツェリア スピーカー TS-F1040-2 詳細
スピーカー本体の裏面はこのようになっています。
コンセントの先端のような形状をしているところに付属のケーブルを挿します。
挿すとこのようになります。
挿していない方のケーブル端は独立してるので、様々な形状のプラグに対応できるようになっています。これでスピーカーの準備はOKです。
カロッツェリアのスピーカー 交換手順
Kei ワークスの純正スピーカーを外していきます。トヨタ ウッシュのリアカメラを付けたときに買った「内張りはがし」を差し込み、スピーカーグリルを外しました。
スピーカーはネジ2本で留まっているだけ。簡単に外せますが、スペースがないので普通のドライバーでは無理です。ここはスリムラチェットドライバーを使います。
持ち上げてスピーカーを外へ
刺さっているスピーカープラグを引っ張って抜きます。この時点で純正スピーカーはお役御免。
この部分にカロッツェリアに取り付けたケーブルの先端を差し込むと接続は完了です。普通に押し込めば刺さります。
困惑したのがプラス・マイナスに関する記載がなかったところ。本体にも説明書にも記載なし。とりあえず挿して音が出るか確かめつつ作業しました。
後はスピーカーを所定の位置にはめ込み、ねじ止め、グリルを戻して作業は完了。特に難しいことはなく、5分程度で済みます。
ちなみに、元々付いていた純正スピーカーはこれです。
察するに低価格のみが取り柄のスピーカー。ラジオを聴くだけならいいかな、という感じですね。手放すときに備えて保管しておくことにしました。
カロッツェリアのスピーカーは様々なクルマに対応
当然の話ではありますが、「パイオニア カロッツェリア TS-F1040-2」は様々なクルマに対応しています。
付属の説明書には、各メーカーへの取付方法が記載されています。
また、この商品のアマゾンのページはサイズ違いの商品が同時に掲載されています。サイズのほかに付属品にも違いがあるようです。
カロッツェリアのスピーカーで音質が大幅アップ
肝心の音質ですが、大幅にアップしました。感動!というレベルではありませんが、普通に気にならないレベルにアップ。
特に顕著なのが低音域。以前のスピーカーはイコライザーで低音を強化しても全く音が変わらな買ったのですが、「パイオニア カロッツェリア TS-F1040-2」はキチンと応えてくれます。
取り付け前と取付後の音を聞きくらべ
せっかくなので、取り付け前と取り付け後の音を録音してみました。使ったマイクはこれです。
元々の音:Kei ワークス純正スピーカー
取り換え後の音:パイオニア カロッツェリア TS-F1040-2
イヤホンで聞いても違いが分かりにくいかもしれませんが、元々の音はこもったような音質で、取り換え後はクリアな音になっています。
スズキ keiワークスの純正スピーカーをカロッツェリアのスピーカーへ交換した結果 まとめ
最初にKei Worksに乗って音楽を聴こうとしたら酷い音で「これからずっとこのスピーカーか・・」と落胆していましたが、いとも容易く新しいスピーカーに取り換えることが出来ました。
実は最初、整備工場に持っていったのですが、そこの商売けのない親父さんに「簡単だから自分でできるよ」とやり方を教えて貰いました。
古いクルマでスピーカーに不満があるなら自分で変えてみるのが良いと思います。