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品目変更によるONUの交換でフレッツ光の回線速度が100Mbpsから1Gbpsになった話

2024年1月12日

フレッツ光を使っています。「光」のはずなのに自宅のネット速度が実測80Mbps程度が限界。どう考えても遅い。

原因は古いONU(光回線を使ったインターネットに必須の機器)ではないかと思っていました。というのも自宅にあるONUはフレッツ光契約当初に貸与された2007年製「PR-200NE」で上限速度は100Mbpsとの情報は掴んでいました。プロバイダはSo-netやビッグローブなどを転々としており、何度かONUの交換希望を伝えたのですが「故障でない限り無理」との返事でした。

ONUが古くてネットが遅い、とお悩みの方に向けてONUが交換された経緯と方法などを記したいと思います。

まずは契約内容を確認してみる

プロバイダはビッグローブ光と契約しています。ネット広告などでは1Gpbs!を謳っているので、てっきりビッグローブ光が現在提供しているサービスはすべて1Gbpsだと思い込んでいたのですが、実際のところ加入していたのが「ファミリータイプ」というもので、こちらは上限が100Mbpsとなっていました。

これを何とか1Gpbsタイプにしたい、ということで調べたところ、どうやら「回線品目の変更が必要」との情報をキャッチ。要するにプランの変更です。

品目変更の手続きは?

品目変更の手続きをするには、現在お使いのプロバイダへ連絡する必要があります。

回線タイプの変更 │ 法人向け光回線ビッグローブ光 Q&A │ BIGLOBE.biz

上記URLはビッグローブ光のケースですが、[(お使いのプロバイダ名) 品目変更]と検索すると情報が出てくると思います。

通常の契約だとインターネットで完結すると思いますが、品目変更の場合は電話が必須とのこと。上記URLに記載されている番号に電話して「品目変更したいのですが」と伝えるとスムーズです。その場で契約内容、料金などの確認を行って手続き完了。工事が入る場合は提携業者から連絡が来るのでそれを待ち、直接やりとりして工事日程を決めるという流れ。

工事の手続きや費用、工事の内容など

品目変更の手続きを完了すると、4営業日以内に工事を請け負う会社から電話があるとのこと。待っていましたがなかなか電話が来ず(結局3週間後くらい)、やっと来たと思ったら工事の日程が埋まってかなり先になるといわれ、結局手続きから1か月後くらいに工事となりました。

工事といっても内容はONUの交換と外での回線切り替え程度。100Mbpsから1Gbpsになる影響で屋内配線も取り替えかと予想していましたが、配線はそのままで大丈夫でした。工事は立ち合いが必要ですが、30分未満で完了。ONUはめでたくPR-200NEからPR400-KIという機器に変更されました。

古いONUは工事業者が引き取っていきました

この機会に使っていなかったプロバイダからレンタルされるWi-Fiカードレンタルサービスも終了し、月々100円の無駄をカット。

工事費用はプロバイダ、工事内容によりますが、今回は「派遣工事あり(屋内配線を新設しない場合)」に該当し、8,360円でした。どれくらいの費用になるかは工事会社から連絡がきたときに案内があります。支払いは後日月額料金と併せて請求されるようです。

「ビッグローブ光」タイプ変更(10ギガタイプへの変更):BIGLOBE会員サポート

上記工事費用は10ギガタイプへの変更の場合ですが、1ギガタイプへの変更も工事費用は同じです。月々1000円ほどアップしますが、いっそ10Gbpsのプランでも良かったかも。

12月に手続き開始、1月に工事完了、3月に工事費用が月額料金と併せて請求されました。説明があった通り、工事費用は7,600円(税別)でした。

品目変更で月額料金は変わるのか

回線速度の理論値が100Mbpsから1Gpbsへと変更になりましたが、月額料金は据え置きでした。ONUのレンタル料、ひかり電話などの料金もそのままなので、月額料金は今まで通り。手続きもなく、回線速度だけ上がった形。むしろ、月々100円のWi-Fiカードのレンタル料がなくなった分、料金が安くなりました。

実際の速度は

理論値は1Gbpsですが、実測は450Mbps程度(Pixel 7で計測)です。今までは実測80Gbps程度が限界だったことを考えると速くなっていると思われます。

また、今回1GbpsになるとのことでWi-Fiルーターを新調、Wi-Fi5(2x2) から Wi-Fi 6 (4x4) へと変更したのですが、比較したところ速度の違いは100Mbps程度。わざわざ変えるほどでもなかったのかも知れません。まあ我が家は6人家族でWi-Fiに接続されている機器が20個くらいあるのでよしとします。少なくともフォートナイトをプレイしている長男が「ラグい!」と叫ぶことはなくなった気がします。

結論 品目変更は工事費用はかかるがメリットしかない

速度は80Gbpsから450Gbpsになり、スマホでは明らかにアプリのダウンロード速度が上がりました。ブラウジングもページ切り替えが速くなった印象です。

PCの場合はさらに恩恵があり、ブラウジングがより快適になった他、ダウンロード速度が笑っちゃうくらい速くなりました。

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工事費用はかかるものの、現在古いタイプのONUをお使いの方は契約も古いままになっている可能性が大きい。ルーターやWi-Fi子機が比較的新しいのに回線速度が遅い場合は契約を確認して品目変更をした方がいいと思います。

また、これから引っ越しのシーズンなどを迎えて、プロバイダ乗り換えのキャンペーンなどが始まります。プロバイダは契約を無料で解約できる時期が定められていて、その時期を逃すと違約金が発生するので、この機会に見直すのもいいかもしれません。

特に2022年7月1日の法改正以降は、解約違約金が大幅に引き下げられているので、2022年7月1日以前に契約した人は一旦解約ゆや乗り換えをして、違約金があまりかからない状態にしておくのがいいと思います。2022年7月1日以前では違約金は20,000円程度かかりますが、2022年7月1日以降の契約では1か月の料金程度になっています。

キャッシュバックキャンペーンなどが増えている今が見直し時です。

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  • この記事を書いた人

ともぞう

気になったことはやってみないと気が済まないアラフォーのサラリーマンです。ほかにChromebook専用ブログの「Chrome通信」や「初心者による初心者の為のウイスキーの話など。」を運用しています。

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