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シンク詰まりを素人が何とかしようとして大惨事~パイプクリーナーはやめておいた方がいい

2024年1月25日

シンク詰まりを素人が何とかしようとして大惨事

ここ1年くらいで台所のシンクの詰まりがますます酷くなり、洗い物をするとシンクに水が溜まってハケるのに10分ほどかかる状態になってしまいました。

何とかしようとしてパイプユニッシュを試したり、熱湯を流したり(パイプを痛めるので絶対NG)しても全く改善せず。

そして最終手段としてアマゾンでレビュー3000件以上、圧倒的高評価の「パイプクリーナー」を購入しました。

そして悲劇が始まります。

いっとき詰まりが改善するも、ますます酷い事態に

早速パイプをシンクに押し込んでいくと何かに当たる感触あり。「これが詰まりの原因か!」ということでぐりぐりしていると、ガコッという手ごたえがありました。そして水を流してみると多少つまりがマシになり、ああよかった。

翌日機嫌よく洗い物をしていると、靴下がじんわりと濡れる感触があり、洗い物で水が跳ねたかな?と思ってみてみると、フローリングに水たまりが出来ているではありませんか。絶対に水はねではないし、しばらく放置してみても一向に治る気配がない。パイプクリーナーで床下のパイプを破壊してしまったのかも、、、と思いながら仕方なく業者を頼ることにしました。

業者に症状を伝えると高圧洗浄での対応になるとのこと。ホンマかいな、と思いつつ、到着を待つ。

床下に水がたまった原因はパイプの詰まりでした

台所のシンクから伸びているパイプと床下に設置してある排水パイプはこのようにつながっています。

つなぎ目はゴムのキャップがはめてあるだけなので、床下のパイプが詰まって水がそこに溜まっていくと水位が上がり、つなぎ目から水が漏れるそうです。

業者の方の高圧洗浄ですが、家の中から作業するかと思っていましたが、野外の排水管を探し当て(砂利の下に蓋があって開けると排水管が見えました)、そこに高圧洗浄機を入れていく。そして噴射。実際に見てみたのですが、出るわ出るわ。まずはドロッとした灰色のスライムのような油の塊がどんどんと流れてきます。10分ほどで落ち着いて高圧洗浄を少し引き戻して噴射すると、またヘドロ状の油の塊がドロドロと出てまいります。

また、白い軽石みたいなものもゴロゴロ出てきます。どうやら油の塊だそうです。作業すること2時間ほど、途中で業務用のパイプクリーナー(20㎏くらいある超デカいやつ)やバキュームクリーナーを駆使して、今の家に引っ越してから16年分の汚れが全て落ち切りました。良きかな。

パイプに詰まったものの正体

そして詰まりの正体は白菜の芯。台所が詰まって以来、ごみ受けトラップを付けていると全く水が流れなくなっていたので、外して使っていたのが原因です。あとは醤油の袋などが出てきました。一応ごみ受けにネットなど被せて気を付けていたつもりでしたが、ダメでした。

とにかく業者の方に丁寧に対応していただいて、台所の詰まりは完全に解消。

気になる料金は

作業時間3時間ほどでしたが、事前の見積もり通り、料金は税込み・出張費込みで14,500円。16年分の汚れがこの料金で全てなくなるなら安いと感じました。最初から業者に頼んでおけば、3000円のパイプクリーナーを買う必要もなかった・・・と後悔しています。

ちなみに。「こういったことはよくあるのですか?」と質問したところ、よくあるそうです。特に「主婦の方がパイプクリーナーを使って事態を悪化させてしまうことが多い」とのこと。耳が痛い話です。

ということで、現在パイプ詰まりに悩んでいる方は素直に業者に頼みましょう。

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  • この記事を書いた人

ともぞう

気になったことはやってみないと気が済まないアラフォーのサラリーマンです。ほかにChromebook専用ブログの「Chrome通信」や「初心者による初心者の為のウイスキーの話など。」を運用しています。

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