ゲーミングデバイスを手掛けるRazerから販売されている「Razer Seiren Mini コンデンサーマイク」を購入したのでレビューします。
価格は6,480円と比較的リーズナブルながら、環境音を拾いにくい優秀なマイクでした。また、USBポートに挿すだけですぐに使える手軽さも魅力。
実際にRazer Seiren Mini コンデンサーマイクで録音した音声サンプルと、10万円程度で購入したSurface Pro 6の内蔵マイクで録音した音声サンプルを用意したので、ぜひ聞き比べてみてください。
Razer Seiren Mini コンデンサーマイク スペック
スペックはこんな感じですが、何がなにやら・・・
- 必要電力 / 消費電力:5V 500mA (USB)
- サンプリングレート:最低 44.1kHz / 最高 48kHz/ ビットレート:16bit
- カプセル:Ø14mm コンデンサーカプセル
- 極性パターン:スーパーカーディオイド
- 周波数特性:20Hz-20kHz / 感度:17.8mV/Pa (@ 1kHz)
- 最大 SPL:120dB (THD < 1% @ 1kHz)
ポイントは
- 小さなボディにコンデンサー(集音)マイクを備え、プロレベルのオーディオを届ける
- 高精度のスーパーカーディオイド集音パターンにより、声のみを集音、優れたノイズリダクションによりタイピング音やマウスのクリック音などの周辺オンを最小限に抑える
- 14mm コンデンサーカプセルとフラットな周波数特性を備えたこのマイクは、声をより高精度に再現でき、シャープな高音と豊かな重低音により最高の明瞭さで声を届ける
カーディオイドとは
収音角度を狭くすることにより、環境音を排除する技術。スーパーカーディオイドは126度でマイクの正面の軸外左右63度ほどの範囲。
本体の質感
本体を写真と共に見ていきます。本体のほか、付属品はスタンド、USBポート、取り扱い説明書、ステッカー。






サイズは手のひらサイズでデスクに置いても邪魔になりません。スタンドはプラスチック素材ではありますが、しっかりとしたスタンドで裏には滑り止めが付いています。
USBポートにはブランドカラーである緑があしらわれています。USBポートの本体に挿す側は特殊な形状で、マイクにぴったり合うように加工されています(写真6枚目)。
本体は台座部分がプラスチック素材で網の部分が金属素材。プラスチック素材といえど安っぽさは全くなく、さらさらとした手触りです。
本体は特にドライバのインストールなども必要なく、USBポートに挿すだけで使えるようになりました。
デバイスに接続するとインジケーターランプが緑に点灯。WindowsはもちろんChromebookでも問題なく使用可能でした。

マイク本体は僅かではありますが、角度調整も可能です。
また、別売りの純正マイクアームが用意されています。
私はブラックを選びましたが、ホワイト、ピンクのカラーバリエーションがあります。



Razer Siren Mini コンデンサーマイクとMicrosoft Surface Pro 6の内蔵マイク 音声サンプル聞き比べ
実際にRazer Siren Mini コンデンサーマイクを使った音声サンプルを用意しました。
レーザーのマイク音声
Microsoft Surface Pro 6で録音した声
明らかにSurface Proの声はくぐもっており、若干ハウリングがかかったような音声になっています。家族に頼んでブラインドテストをしてもらったところ、明らかにレーザーのマイク音声が聞きやすいとのことでした。
Razer Seiren Mini コンデンサーマイクをレビュー まとめ
今回はRazer Seiren Mini コンデンサーマイクをレビューしました。購入の目的はYouTube動画の撮影ですが、ビデオ会議にもしっかり役立っています。気分の問題ですが、カッコイイマイクが使えることでテンションが上がり、あまり好きではなかったリモート会議がむしろ楽しみになっています。特にプロの歌手でもない限りはつなぐだけで手軽にサクッと使えるマイク、おすすめです。
ちなみにこのマイクを使った動画は以下のリンクにあるので、気になった方は調べてみてください。