ガジェット

「Vankyo MatrixPad S8」中華製爆安8インチタブレット最新モデルの実機レビュー

2022年3月15日

「Vankyo-MatrixPad-S8」2021年モデル-購入レビュー

過去に「意外といいかも! VANKYO MatrixPad S8 タブレット 実機レビュー」でもご紹介した、中華製8インチの爆安タブレット「Vankyo MatrixPad S8」の2021年最新モデルを娘(5)の為に購入しました。

基本的には 2020年版とほとんど同じなのですが、いくつか異なる点もあるので改めてご紹介します。結論から言うと明るさがアップしてYouTubeのHDモードに対応しました。スピーカーにも若干の改善がみられます。Androidは9.0から10.0にアップグレードしました。

『Vankyo MatrixPad S8』はAndroid搭載の8インチタブレット

『Vankyo MatrixPad S8』はAndroid 10.0を搭載した8インチ型のタブレットです。

  • ディスプレイ解像度:1280x800ドット(IPS液晶)
  • CPU:クアッドコア Cortex A7チップ@1.3GHz (SC7731E)
  • RAM 2GB
  • ストレージ 32GB

性能は一世代前のAmazon Fire HD 8と同程度です。

サイズをAmazon Fire HD 8と比較すると、ベゼルが狭い分、縦に少し短いです。

本体の厚みは同じ。背面はチープなプラスチック製ですが、カバーをつけるならこれでよいでしょう。

重量はかなり軽くて実測309gとFire HDよりも44g軽量。 バッテリ容量は4000mAhとそこまで大容量というわけではありませんが、ディスプレイ解像度が低い分バッテリ駆動時間は長いです。

スペックについてより詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

『Vankyo MatrixPad S8』 前世代モデルと比べて新しくなったポイント

2020年販売の旧モデルと比較すると、2021年最新モデルはディスプレイの明るさが大幅にアップしました。下記画像をみれば一目瞭然(左が新モデル)。どちらも明るさは100%にしてあります。

Vankyo MatrixPad S8 新モデルと旧モデルを比較
左:新モデル 右:旧モデル

白さが増してかなり明るくなった印象です。

YouTube動画がフルHD(1080p)再生に対応

ディスプレイ解像度は前モデルと同じ1200x800ドット。前モデルではYouTubeの再生は最大720pで荒い感じの画質でしたが、新モデルでは解像度1080pでの動画視聴が可能となりました。

Vankyo MatrixPad S8 YouTubeの1080ドット動画に対応


しょぼい処理能力のせいでスクショがぼやけてしまっていますが、実際はクッキリとして発色もキレイです。

スピーカーが改善?

気のせいかもしれませんが、スピーカーが若干良くなった印象があります。

フィルムの気泡がなくなった!

最初から保護フィルムが貼ってあります。

もっとも、薄いフィルムなので耐衝撃性などは皆無。以前は少し気泡が入っているのがご愛敬だったのですが、新モデルには気泡がありませんでした。やったね!

Vankyo MatrixPad S8には保護フィルムが貼ってあります。
カメラ穴が微妙にずれているのはご愛敬

前モデルから変化していないところ


その他の変更点はAndroidが9.0から10.0になったくらい。

スペックは同じなので処理速度は相変わらず。カメラは相変わらずショボショボで、Wifiも5GHzのもの(ac/ax)には対応していません。

見た目も全く同じです。本体重量も約300gと軽いところも相変わらず。

また、Amazonの電子書籍アプリKindleを入れてみましたが、ストレスなく使用できました。

当方はKindle Unlimitedサービスを利用していますが、書籍の入れ替えやダウンロードも全く問題なし。サックサクという訳ではありませんが、動作感は一世代前のFire HD8と同程度です。

「Vankyo MatrixPad S8」2021年最新モデルの実機レビュー まとめ


まとめると『Vankyo(ワンーキョー)MatrixPad S8』は性能はそこそこ、カメラはダメ、Wifiは2.4Ghzのみ、などコスト削減の為に削った機能はあるものの

  • ディスプレイは意外と明るくキレイ
  • 本体も軽く
  • バッテリが長もちする

という明確なメリットがあります。そのうえ定価¥8,999でさらに今なら¥1,000オフなので実売価格が ¥7,999 と爆安。

電子書籍はもちろんYouTube動画もフルHDに対応して動画視聴にも死角なし。コスパ最強のエンタメ機です。

タブレットにカメラ性能を求める人にはおすすめしませんが、気軽に使える安いタブレットを探している方、子供向けのタブレットを探している方はありだと思います。

特に子供は楽しんで使っています。

最初からiPadにしてしまうと安いものに乗り換えたときに落差を感じてしまうので、Vankyoは最初に与えるタブレットとしてはおすすめです。

同スペックの10.1インチ↓

番外編 日本語の設定方法

初期設定では表示言語が英語です。日本語への変更方法は「設定>システム>言語と入力>言語」と辿り「Add Language」をタップして日本語を追加します。

その後、英語を削除すると日本語表示に切り替わります。改めて英語をインストールすると日本語の下に追加されますが、表示は日本語のままになります。どうやら一番目の言語がシステムの言語になるみたいですね。

Vankyo MatrixPad S8 日本語の設定
最終的にこうなる


時刻は最初中国時間になっているので、同じく設定から変更しておきます。

追記 ケースを購入

後日ケースを買ったので紹介します。

カラバリはグリーン、ブルー、パープル、ブラック、そして購入したレッド。サイズはぴったり。厚みがありスティッチが入っていたりとそこそこ高級感があっておすすめです。

このページでは生活に役立つトピックを扱っています。ぜひ一度トップページもご覧ください。
トップページ

  • この記事を書いた人

ともぞう

気になったことはやってみないと気が済まないアラフォーのサラリーマンです。ほかにChromebook専用ブログの「Chrome通信」や「初心者による初心者の為のウイスキーの話など。」を運用しています。

-ガジェット
-