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Chromecastが途切れる原因と対処法

2020年7月22日

Chromecastが途切れる原因と対処法

どうもChromecastの通信が不安定です。動画再生の際に接続が途切れてGoogle Homeでも認識しない状態になり、動画を止められなくなるなどの現象が起きています。
同じ部屋で使っているChromebookやiPhoneは特にWi-Fiが不調でもないので関係ないと思っていましたが、やはり原因はWi-Fiの弱さだったようです。

また、解決方法についても記しておきます。

Chromecastの受信感度は弱い?

なぜChromecastだけWi-Fi受信強度の問題が生じるかというと、おそらくアンテナの大きさが関係していると思われます。本体が小さいのでアンテナも小さい。

また、設置場所が「テレビの裏側」という物理的な障害も関係しているのかも知れません。特に5GHzのWifi信号は転送速度が速いというメリットがある一方、物理的な障害物に弱いという弱点もあります。敢えて2.4GHzのWifiを使うという手もあるかもしれません。

解決方法① 設置する向きが重要

弱いアンテナをカバーするためには本体の面でWi-Fiを受けるようにすると筆者の環境では劇的に改善しました。

本体表面を下向きにして下からくるWi-Fiをがっちりキャッチ

筆者の環境では1階にルーター、2階にChromecastを置いているので、下から飛んでくるWi-Fiを受信する必要があります。そして本体表面でWi-Fiを受け止めるべく、裏返して水平においたところ、通信が大幅に改善。ここのところSteam Linkのラグがひどく、しょっちゅう接続がきれていたのですが、このように設置してからはほとんどなくなりした。

ただChromecastはコードが短いので、HDMI延長コードを使わないと水平に設置するのは無理。ケーブルによってはChromecastが使えない場合もあるようなので注意が必要ですが、▽は動作確認済みです。安心のUGREEN製です。

解決方法② 中継器を導入する

ルーターを買い換えることなくWi-Fiを家の隅々まで行き渡せることのできる「Wi-Fi中継器」を設置するとでさらに動作が安定します。使い方はコンセントに差すだけ。既存のSSIDに「Extention」が追加されたWifiが飛ぶようになります。パスワードは既存のSSIDのものと同じです。2,000円ほどなのでWifiの弱さに悩んでいる人にはおすすめです。

解決方法③ ルーターを買い換えて強度アップ

もしお使いのルーターが古い場合、買い換えることで電波が改善します。「Wi-Fi 5GHzは障害物に弱い」と言われますがこれは過去の話。新しい規格のWi-Fiではこの問題は解決しているそうです。ただ、古いルーターではこの問題が健在。

ルーターですが、Wi-Fi6以上に対応していること、転送速度、アンテナ数などをチェックすればOKです。アンテナ数が少ないと複数の機器を同時に接続したときに速度が下がります。また、TP-Linkは安いですが微妙な中華制パーツを使っているという噂もあります。

もし古いルーターをお使いの場合、ルーターを買い換えるとChromecastだけでなくスマホやPC、ゲーム機などあらゆるデバイスに恩恵があります。

Chromecastが途切れる原因と対処法 まとめ

不安定ながらなんとか動く状態のChromecastは単純にWifi強度が弱いだけかも知れません。ノートPCやスマホでWifiが受信できても、アンテナの小さなChromecastでも受信できるとは限らず。

ルーターが余っている人はトライする価値はあると思います。

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ともぞう

気になったことはやってみないと気が済まないアラフォーのサラリーマンです。ほかに『Chrome通信』や『初心者による初心者の為のウイスキーの話など。』を運用しています。

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