Steam版「ライザのアトリエ」をエントリーレベルのグラフィックボードである「NVIDIA GeForce GT 1030」で快適にプレイできるか試してみました。
結論から言うと画質を抑えてもやや厳しめです。
ちなみにライザのアトリエのシステム要件は下記の通り。
最低 | 推奨 | |
OS | Windows 8.1/10(64bit) | |
プロセッサー | Core i5 2.7GHz以上(4コア以上) | Core i7 6700以上(4コア以上) |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX1050 以上 | NVIDIA GeForce GTX1660以上 |
DirectX | Version 11 | ー |
ストレージ | 15 GB 利用可能 | ー |
追記事項 | 1280x720ピクセル以上表示可能なディスプレイを使用 | 1920x1080ピクセル以上表示可能なディスプレイを推奨 |
システム環境
CPU:Intel Core i7-4790 CPU @ 3.60GHz
RAM:16GB(16290.324MB)
グラボ:NVIDIA GeForce GT 1030(VRAM 1992 MB)
ライザのアトリエ グラフィックの設定項目
ライザのアトリエのグラフィック設定は影の品質が3段階、その他のものはオン/オフを選ぶ仕様です。
実際のプレイでグラフィックを検証
解像度については1920x1080、フルスクリーンモードでの検証になります。
最低画質
シャドウをLOWにしてグラフィックオプションを全てオフにしたところ、全体的に画質は荒くてジャギジャギになりますが、それでもFPSは36-41とあまり伸びません。実際にプレイするならグラフィックオプションを最低にしないと無理ゲーです。
最高画質
シャドウをHighにしてグラフィックオプションを全てオンにするとFPSは14-15程度、戦闘中で17-18ととても厳しい。まともなプレイは無理です。
Steam版「ライザのアトリエ」は「Nvidia GeForce GT 1030」で快適にプレイできるのか 結論
GT 1030で快適プレイするには、画質をかなり下げる必要があり、推奨スペックを満たしていないと判断されます。ある程度のフレームレート低下は覚悟が必要となります。
という訳でライザのアトリエはNvidia GT1030ではギリギリ許容範囲という感じです。GTX 1650を楽天で手に入れたので入れ替え次第また記事にしたいと思います。
後日談ですが、MSI製 GeForce GTX 1650を購入。最高画質にしても40~50 fpsで動くようになりました。性能は格段に上ですね。
ただ、ヌルヌル動かそうとするなら、もう一段上の方が望ましいことは言うまでもありません。現在はNVIDIA GTX1650が高騰しているので、新規購入なら状況次第でNVIDIA GeForce RTX4060を上回り、一万円ほど安い(ただし若干消費電力は高い)AMD Radeon RX7600がおすすめです。

