この時期は鍋がおいしいですよね。ところが鍋の近くにビール缶を置いておくとぬるくなりがち。
そこで今回、THERMOS(以下、サーモス)の「保冷缶ホルダー」を買ってみました。魔法瓶の力で缶の冷たさを保ち、最後まで冷たく飲めるというものです。
今回は使用感だけでなく実際に2つの缶を用意して温度の変化を比べてみました。
さらに、置いておくと結露しがちなペットボトルにも使えるのかどうか、色々なボトルを買って使えるかどうか試してみました。
興味のある方、ぜひ最後までお付き合いください。
缶へのフィット感は抜群
少し隙間があるかと思ってましたが、結構ギチギチです。缶は軽く押し込まないと入らないくらいのサイズ感。逆に言うとピッタリフィットしているので保冷力は高そうです。
350mlの缶ビールを入れるとこんな感じです。

他の缶でも確かめてみたのですが、ペットボトルと違って缶の大きさ・形状は同じなので問題ありません。
小は大を兼ねる
こちらの商品は350ml缶用の他に500ml缶用があります。たまに500ml缶を飲む人でも、350ml缶がおすすめです。
500mlの缶ビールを入れると▽こんな感じで頭が飛び出すのですが
飛び出ているのは最初の一杯分程度。冷蔵庫から出して最初の一杯をコップに注いだ時点で飛び出ている分は減ってしまうため、500ml缶を飲むときでも350mlホルダーで十分です。
実際に使ってみた感想と温度変化
早速これを使ってビールを飲んでみたところ、最後までひんやり。恐らく鍋の近くで使う場合や夏など暑い時期ならもっと威力を感じると思います。
ちなみに、これを使いだしてからグラスは小さいものへチェンジ。町中華風の小さいビアグラスを使うことで、グラスの中でビールがぬるくなるのを防いでいます。
なんとなく沢山飲んでいる気になるので一石二鳥です。
保冷缶ホルダーの実力を検証~温度変化を計測
保冷缶ホルダーに入れたビールと普通の状態のビールで温度変化の違いを計測した結果、このようになりました。
冷蔵庫から出した直後はどちらも3.4°。
30分後 | 1時間後 | 1時間半後 | |
保冷缶ホルダー使用時 | 5.6° | 6.5° | 7.3° |
温度変化 | +2.2° | +3.1(△0.9°) | +3.9(△0.8°) |
保冷缶ホルダーなし | 7.3° | 10.1° | 11.5° |
温度変化 | +3.9° | +6.7(△2.8°) | +8.1(△1.4°) |
差が意外と少ない、と思われるかもしれませんが、計測時はクリスマス直前で室温が18度程度。保冷缶ホルダーなしの場合、1時間後から1時間半後であまり温度変化がないのはこのためです。タイミングが良くありませんでした。夏で室温が上がると、差がより顕著になると思われます。
体感上は、たこ焼きやなべなどガスコンロを使うときでもビールは冷たいまま楽しめているので、大満足しています。
ペットボトルが使えるのにも期待したが
ハイボールを日常的に飲んでいる私にとって500ml炭酸水は必須アイテム。
のんびり飲んでいると炭酸水が結露し、温度も上がってくるので、この保冷缶ホルダーが使えるものと期待していましたが、結論から言うと使える炭酸水はごくわずか。
ビール缶がギチギチだった時点でイヤな予感はしていました・・・
今回試したペットボトルはこちらです。試すために色々買ってきました。
この中で奇跡的にフィットしたのは「サントリー THE STRONG」のみ。
その他は全部無理でした。THE STRONGは入るのに天然水SPARKLINGは入らない怪。


三ツ矢サイダーは入りましたが、逆に隙間が大きく、保冷力が心配です。
サーモス製保冷缶ホルダーの実力まとめ
残念ながらペットボトルには使えなかったのですが「ビールを冷たく飲む」という主要なミッションはクリア。さすがサーモス、安心感が違います。
夏場はもちろんですが、冬場の鍋や、お好み焼き・たこ焼きなどホットプレートを使う料理のときにもビールがぬるくなりがちなので重宝します。
1000円程度なので、1つあると長く使えると思います。買って損はありません。
2つセットはプレゼントにも良いと思います。
また夏が来たら改めて検証して追記する予定です。
- 鍋の近くにビール缶を置くとぬるくなりがちなので、THERMOSの「保冷缶ホルダー」を使ってみた
- 保冷効果は良く、最後まで冷たく飲める
- ペットボトルにはごくわずかしか使えない
- 1000円程度で長く使えるので、買って損はない