大型の電気卓上フライヤー『おウチで揚げもの屋さん』を購入しました。安全かつ簡単に美味しい揚げ物がつくれるアイテムです。
思った通りの性能で、すっかりヘビーユーザーになりました。
また、購入して初めて分かった電気フライヤーのメリットを多数発見したので、併せてご紹介します。
『おウチで揚げもの屋さん』を選んだ理由はサイズ
我が家は4人の子供たちがいて揚げ物をするときも大量に作る必要があります。唐揚げ1回で、業務スーパーの鶏肉2kgだけでは足りないくらい。
キッチンで揚げ物をすると、揚げてすぐに無くなるので、揚げる人(私か妻)が食べられないというのが悩み。という訳で、揚げながら食べられるよう卓上フライヤーの購入を検討してみました。
電気卓上フライヤーのサイズ
ここで悩んだのがサイズ。性能はどれも同じようなものだと思いますが、5000円付近だと油量1.5Lが最大。


ですが、やはりサイズが心もとない。
結局選んだのが油使用量2.5Lの大サイズ「おウチで揚げもの屋さん(2.5L)」です。


これより大きい業務量のものもありましたが、レビューを見る限り酷評の嵐だったので、『おウチで揚げもの屋さん』で決まり。
結論としてはこのサイズにしておいて正解です。 油の使用量は増えますが、温度が下がりにくいというメリットがあります。
『おウチで揚げもの屋さん』レビュー
届いた第一印象は「デカっ!」。幅28㎝、高さ26㎝、奥行き36㎝の大サイズ。炊飯ジャーより一回り大きい感じです。

操作はシンプルで、油を入れ左下のレバーで温度を調整し、スイッチを入れるだけ。「適温」のランプが点灯したら準備OK。タイマーは安いトースターでよくあるアナログタイマーです。
次に付属品や細かい特徴を見てみます。
洗いやすく、フィルター付きで煙をカット
同梱物は本体、マグネット着脱式コンセント、バスケット、交換用フィルター3枚。

「おウチで揚げもの屋さん(2.5L)」を選んだもう1つの理由が、揚げるタンク部分がガバッと外れて丸洗いできる点。

タンクの左奥が少しへこんでおり、排油しやすくなっています。


タンクの内側はティッシュボックスがすっぽり入るサイズです。
バスケットはレバーが付いていて、折りたたむとバスケットが沈み、伸ばすと上がる仕組み。揚げるときは折りたたんで揚げ、揚げ終わりはバスケットを上げて油を切るとともに余熱で火を入れる、という使い方です。
バスケットは、特に2度揚げの時や冷凍フライドポテトの時に大活躍しています。



蓋には蒸気穴があり、フィルターをセットして使用します。



フィルターのおかげで煙はなく、匂いは軽減という感じで全くなくなる訳ではないですが、十分許容範囲です。フィルターは本体に元々付いているものに加え、スペアフィルターが3つ付属。
フィルターは洗うことが可能で、1セットで25回の使用が目安とのこと。もともと付いているものと併せると4つあるので約100回使用可能。非常に親切な設計です。
また蓋の部分も外すことができるので丸洗い可能です。
最初匂いが気になるとのレビューがありました。確かに最初開けたときに少し匂いがしたのですが、洗って使用したところ初回から何の問題もなく調理できました。
『おウチで揚げもの屋さん』の使用感レビュー
『おウチで揚げもの屋さん』を実際に使った感想は、は油を大量に使う割に「適温」になるまでが速い。15分あれば準備できる感じです。材料を切ったりする前にスイッチをオンにしておくと、仕込みが終るころには揚げる準備が完了しています。
『おウチで揚げもの屋さん』は大容量なので唐揚げ、天ぷら、フライドポテトなど一度で大量に調理可能です。
次に、使ってみて初めて気づいた卓上フライヤーのメリットをご紹介します。この部分については『おウチで揚げもの屋さん』に限った話ではありません。
卓上フライヤーを使うメリット

温度管理がラクで失敗なし!
卓上フライヤーは温度を自動で調整してくれるため、焦げることはまずありません。温度が一定以上は上がらないので、少々時間オーバーしても大丈夫。サイドメニューを作っている間に焦げたという失敗もなくなります。
メリット2. コンロで調理するときよりも暑くない
キッチンはクーラーの風が届かない位置にあり、揚げ物をすると暑い。夏は特にコンロの前で揚げ物すると汗だくになってしまいますが、卓上フライヤーだとそれがありません。座ったままでラクラク調理可能です。
メリット3. キッチンが広く使える
食卓で調理可能なので、コンロを占領しなくて済みます。揚げ物を作りながらサイドメニューを作るときなど、スペース的に余裕があって快適に作業が出来ます。
メリット4. 揚げ物を作りながら他の作業が出来る
揚げ物の種を入れたら後は放置するだけなので、その間に洗い物をしたり、配膳したり、副菜を作ったりと効率的に作業出来ます。
メリット5. フタをすれば油跳ねしない
揚げる際に蓋をすれば油跳ねしません。火傷するリスクもないですし、油が飛び散って汚れることもありません。
子供がいても安心で、後片付けの掃除が圧倒的にラクになります。
『おウチで揚げもの屋さん』は底が深く、蓋を開ける前にバスケットを上げておくと油跳ねしません。子供がいる方はおすすめです。
メリット6. バスケット付きのタイプなら油切りがラク
バスケット付きの卓上フライヤーなら、揚げあがったのちバスケットを上げてしばらく放置すると自然に油が切れます。
さらに蓋を閉めたままバスケットを上げておけば、余熱で火を入れることが出来るため、火がしっかり入りつつ入りすぎない、外はカリカリ中はジューシーという理想の揚げ加減を実現することが可能です。
メリット7. 揚げたてのものを皆で食べれる
揚げる係のお母さん・お父さんは揚げるのが忙しくて食べるころには冷めた状態になりますが、卓上フライヤーならネタを放り込むだけでOKので、揚げるのを待っている間に家族全員で揚げ物を楽しむことが出来ます。
個人的にはこれが最大のメリットです。

『おウチで揚げもの屋さん』以外のおすすめフライヤー
我が家は大家族なので『おウチで揚げもの屋さん』を選びましたが、3~4人家族程度ならややデカすぎ感があります。
今回は『おウチで揚げもの屋さん』以外にもいろいろ見て回ったので、その中でおすすめのものをいくつか紹介しておきます。
コスパ重視のタイプ
コスパで選ぶなら山善の電気フライヤー(シルバー YAD-F800)。


1.1Lタイプと1.5Lタイプがありますが、何故か安いのは1.5Lタイプ。ただこの価格帯のモノは内鍋が外せないのが難点。オイルポットに移した後はペーパーなどでふき取る必要があります。
内鍋が外せるタイプ
内鍋をガバッと外して洗えるタイプのものは意外と少ない。『おウチで揚げもの屋さん』以外のものとなるとタイガー 電気フライヤー「はやあげ」がおすすめ。


こちらは串カツも楽しめるタイプです。オイル容量は1Lと少なめなので、オイル管理はラク。
また、一人暮らしなら小さくてスタイリッシュなこちらがおすすめです。
蓋の部分が網付きバットになる優れもので、バットを別途用意しなくてOKです。
まとめ
メリットだらけの卓上フライヤー。もっと早く買っておけばよかったです。

