苗を買ってきてプランターに植え替え、毎日水をやれば野菜がたくさんできると思っていました。
結論から言うと植え付け・水やり・肥料など、根本からすべて間違っていました。
植え付けは梅雨前で、すでに8月下旬。ビーマン2株、なす、ししとう各1株をプランターで育てているのですが、8月20日時点までの収穫量は
- なす 2コ
- ちょっとデカい「ししとう」くらいの極小ピーマン 7コ
- ししとう 2コ
毎日欠かさず水をやっていたのに、どうしてこんなことに!?
今年はもしかして100年に一度の凶作の年?
泣きながらいろいろと調べたところ、我流の家庭菜園は間違いだらけで、おおよそ素人がやりそうなミスを全部犯していました。
これから家庭菜園を始める人への戒めとして、そして来年の朕のために間違いをメモしておきます。
肥料っているの?
去年は買った土をそのまま使ってそれなりに収穫できた気がしますが、今年は去年のものを使いまわしました。
思えばこれが間違いのもと。調べるとおそらく肥料切れ。
去年買った「そのまま使える土」はおそらく肥料が混ぜてあったので、去年はそこそこ大丈夫だったのでしょう。

昨年は大収穫ではありませんでしたが、そこそこの量が取れました。
今まで肥料は使ったことがなかったのですが、家庭菜園でも肥料は必須のようです。
肥料は元肥(もとごえ)と追肥(ついひ)があり、植え付け前に元肥を施して、後は適宜追肥をするのが必要とのこと。時すでに遅しですが、来年の教訓としたい。
ちなみに基礎的な肥料には窒素、リン、カリがあり、それぞれ
- 葉っぱ・茎
- 花・実
- 根っこ
に対応。液体タイプは即効性があり、肥料のほかに苦土石灰などのミネラル類も必要です。
水やりは毎日やってはいけない??
水は毎日やるものだと思っていましたが、水やりは土がパサパサに乾いたときだけにするそうです。
水が多すぎると土の中が酸欠状態になって根が腐ってしますようです。なんてこったい‼
水やりの時間帯は
いつも昼下がりに水やりをしていましたが、これが完全にNGっぽい。
日中に水やりすると土のなかの水分が高温になり、いわばお湯になって根を痛めるとか。水やりをするなら朝、もしくは夕方がマストなようです。
水やりの量
放水シャワーで5~10秒くらいサーっとかける程度だったのですが、水やりの際は一株あたり2L程度たっぷりと水をやらないと土の中まで沁み込まないそうです。
この辺りは下記動画が参考になりました。

プランターのサイズが小さすぎた件
獅子唐辛子、通称「ししとう」の苗は小さかったので手持ちの小さなポッドで育てていましたが、ししとうの根は30㎝程度の深さに成長するようです。
全然大きくならないと思ったら原因はこれだったのかも。

野菜の植え付け時期と植え付け方
梅雨前に植え付けたのですが、ピーマンや「ししとう」の植えつけに最も適しているのは5月初旬。スタートからして間違っていました。
さらに植え付けるときは苗ポッドを水を張ったバケツに浸して湿らせたのち、浅めに植え付けることで根を深く張るようです。深々と植えていました。
脇芽と一緒に葉っぱもちぎってもうたがな!
3週間ほど前にピーマンやナス、ししとうは脇芽を採る必要があるとの情報をキャッチ&リリース。生半可な知識でちぎっていったら葉っぱも全部ちぎってもうたがな!
その後、少し葉っぱがよみがえったものの、こんなあられもない姿になってしまいました。

幼摘を知らず一番花の実をデカデカと育ててしまう
最初になった実は小さい時期に摘み取ることによって後からなる実が大きくなるように養分を温存する「幼摘」という作業が必要だったようです。そんなこととはつゆ知らず、最初に出来たナスの実2つを限界まで大きく育ててしまいました。「フヒヒ、この後もゴロゴロ収穫してやるぜ」と思いましたが、それを最後に収穫できることはありませんでした。
プランターに支柱とな‼
プランターにも支柱がいるんですね。もう・・・堪忍やで・・・
家庭菜園で素人が犯しがちなミスを全部犯していた話 まとめ
思い通りにならないと人はよく嘆きます。それは人生の仕組みを知らないからです。大自然にも厳然たる仕組み・システムがあります。仕組みにあったインプットをしないと望んだアウトプットは到底得られません。
システムの世界は無情であり、非情の世界です。そこでは「知らなかった」ということは一切考慮されません。「知らなかったから仕方ない」では済まされない、無知の怖さがあります。
来年こそは大収穫を目指します。