「セサミタッチ(Sesami Touch 5)」は自宅の玄関ドアをスマートロック化できる便利なアイテムです。
指紋認証やカードキーに対応しており、鍵を取り出す手間なくスムーズな解錠が可能です。
ただし、商品に同梱されているのが設置方法についてのガイドのみで、使い方に関するマニュアルがなく、自分で調べる必要があり、時間がかかりました。
本記事では、セサミタッチの初期設定、特に指紋・スマホの登録方法を画像付きで分かりやすく解説します。
設定手順から使い方のコツまで、セサミタッチを使いこなすための情報を網羅しました。
セサミタッチとは?スマートロックで快適な暮らし
「セサミ タッチ」とは自宅のカギのサムターン(ドアの室内側にある、錠の開け閉めを行うための金具)に被せる形で取り付けて、スマートフォンのアプリを通じてカギの開け閉めができるようになるものです。
また、別売りのキーパッド付きカードリーダー「セサミタッチPro」をドアの外に取り付けると、スマートフォンをかざす、指紋認証、ダイヤルパッドで開錠できるようになります。セット売りしているものがおすすめです。
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我が家は6人家族なのですが、共働きの夫婦に小学生、中学生、高校生の子供たちがいて家を出る時間と帰宅時間がバラバラです。物理キーは2つありますが、足りないので置きカギで対応。これもセキュリティ的に心配なので、セサミタッチを導入することにしました。
セサミタッチの取り付け方法
取り付けはガイドが入っているので難しいことはありません。基本的には本体を付属の両面テープで貼るだけです。誰でもできます。
注意が必要なのは初期設定です。危うく壊すところでした。
セサミタッチの初期設定
本体同梱のガイドにQRコードが記載されているので、読み取ってセサミタッチのアプリをスマートフォンにインストールします。アプリストアから探してもOK。「セサミタッチ 開けゴマ!」という名前で公開されています。
初期設定ですが、セサミタッチはガイドに従い絶縁テープを外しておきます。
次にスマートフォンの位置情報とBluetoothをオンにしてアプリを開いたら右上のプラスアイコンをタップ。

「新規デバイス」を選び、本体が自動で認識されるのを待つ。これでスマートフォンとセサミタッチが連動します。
注意点はここから。ガイドにもありますが、両面テープを貼る前に本体をカギに被せて初期設定を施します。スマートフォンアプリから「セサミタッチ」>右上の三点アイコンをタップして「角度の設定」をタップ。▽の画面になります。

このとき、被せて開錠した状態で「(赤いカギアイコン)施錠の位置を固定する」をタップ、そのままサムターンを回して開錠し、「(緑のカギアイコン)解錠の位置を固定する」をタップ。これでセサミタッチがそれぞれの位置を記憶します。
私は初期設定でよく分からず適当にやっていまい、セサミタッチが本来回らない方向に回ろうとしてガガガという異音が発生。焦りました。
取り付け位置を決めたら付属のステーで奥行きを決め、両面テープで固定します。なお、サムターンにはめる部分も幅・高さを3段階調整できるので、ご自宅のサムターンに合うよう調整します。
セサミタッチ Proのカード、指紋、ダイヤルの登録方法
ここが迷ったところ。取り付けたはものの、キーパッド付きカードリーダー「セサミタッチPro」にどうやって指紋などを設定すればいいのか分からず。
手順はまずガイドに従い絶縁テープを外します。
次に、再びセサミタッチアプリのプラスアイコンをタップ。「新規デバイス」をタップすると、「セサミタッチPro」が自動的に認識されます。これを書いてくれ・・・
アプリのホーム画面に「セサミタッチPro」のボタンが追加されるのでタップします。
これを使ってICカード(スマートフォン)、指紋、キーパッドの暗証番号を追加していきます。やり方はそれぞれの項目をタップ>右上のプラスアイコンをタップ > 本体にスマホをかざしたり指紋リーダーを触ったりするだけ。


もちろんSuicaやPasmoなどのカードも登録可能です。
外に設置する前に、あらかじめ指紋や暗証番号、スマホなどは登録しておきましょう。
スマホをかざして解錠する設定は「ICカード」の項目で行います。スマホのNFCを利用しているものと思われます。ICカードをタップするとプラスアイコンをタップしてセサミタッチ Proにかざすと設定できます。すごく簡単です。
設定を終えたら、外に両面テープで貼って作業完了です。
セサミタッチ Proの使用感
スマホはかざすだけでOK。
指紋はすごく精度がよいです。反応精度は使っているPixel 7の指紋認証よりも格段に上で、ほぼ確実に反応してくれます。
ダイヤルパッドを使うときは番号を打って解錠ボタンを押します。桁数は任意で100パターンまで登録できるとのことです。施錠したいときも、セサミタッチ Proの施錠ボタンを押すだけ。クリック感のある物理ボタンです。
スマホをポケットに入れておくとクルマから出た時落としがちなので、スマホを手にもって降りることが多いのですが、そのまま解錠できるのですこぶる便利です。
子供たちの変則的な帰宅スケジュールに合わせて前日に鍵の受け渡しなどをせずに済むようになりました。また、今までは帰宅スケジュールによってはインターフォンを押して解錠してもらってましたが、それもなくなりました。
さらに家族で出かける際、家族全員出るのを待って施錠していましたが、最後の人がタッチパッドのボタンで施錠すればOKとなりました。子供たちは大はしゃぎで喜んでいます。買うまでは否定的だった妻も、指紋を登録する段階でウキウキしています。
オートロックも可能で、オートロックまでの時間も1分から1時間の間で設定可能です。また、スマホアプリから手動で開閉することも可能です。
まとめ セサミタッチでスマートな鍵生活を始めよう
セサミタッチは、指紋認証やカードキーを使って玄関ドアをスマートに解錠できる便利なアイテムです。登録方法も簡単で、設定後は快適な鍵生活を送ることができます。本記事を参考に、セサミタッチを活用して、より便利で安心な暮らしを実現してください。
