自転車の空気が完全に抜けていてパンク修理キットを購入。
タイヤを外して中のチューブを水につけるも、空気の抜け穴は発見できませんでした。
諦めて元に戻して空気を入れようとしましたが、今度は全く空気が入らない状態になってしまいました。
ネットで調べた結果、「プランジャー」というタイヤのバルブ部品についている虫ゴムの劣化が原因であると特定。ネットで買った虫ゴム不要タイプのプランジャーに取り換えたところ、無事に空気が入るようになり、タイヤの空気抜け問題も解決しました。
そこで今回は自転車タイヤの虫ゴム交換の手順を紹介します。
プランジャー交換の手順
虫ゴムを交換するには『プランジャー』と呼ばれる空気バルブをとり外す必要があります。こんなパーツ▽です。

ペンで書いたところに虫ゴムが付いているはずですが、画像左の虫ゴムはすでにボロボロになってチューブ内部に消失、空気穴と思われる部分も劣化したゴムが入り込んで役目を果たせていません。画像右のゴム(前輪と後輪で2つあります)もかなり劣化してしまっています。
最初は100均のパンク修理キットに入っていた虫ゴムに交換を試みたのですが、ゴム穴が小さくて根本まで付けるのが困難。挙句の果てにゴムが破けてしまって頓挫。
プランジャーはキャップを外して引き抜くだけで外れます。



プランジャーのキャップを指で外すのは無理めなので、ラジオペンチを使います。キャップを外した後は引っ張るとスポッと抜けます。後は新品に交換してキャップを付ければOKです。
虫ゴムタイプは経年劣化するので、今回見つけた「虫ゴム不要タイプのプランジャー」をネットで購入しました。比較的安価な部品ですが、虫ゴムタイプよりも長もちするようです。
交換後は無事、タイヤに空気を入れることが出来ました。これで虫ゴム問題は解決です。
注意点としては、自転車のバルブには英国式、米国式、仏国式があります。ママチャリなど一般的な自転車は上で紹介している英国式で大丈夫ですが、マウンテンバイクは米国式、ロードバイクは仏国式が多いようです。
自転車のタイヤの空気が抜けたのでパンクと思ったら虫ゴムの劣化が原因だった話 まとめ
虫ゴムは劣化するため、以外とこの手のトラブルは多いようです。タイヤがパンクしたと思ったときは、まずプランジャーの虫ゴムを確認して問題があれば新品に交換します。これで問題が解決すれば、チューブを外して穴を探すという面倒な作業は不要です。