【艦これ】陸上の敵に攻撃機が有効な理由

投稿者: | 2017年6月14日

「艦これ」のイベントに出てくる、地上の敵。空母で攻撃する際、艦上爆撃機では攻撃できず、艦上攻撃機のみ攻撃出来る、というのが直感的に違和感があったりします。

ところがある書籍を読んで腑に落ちたので、簡単に説明します。

水平爆撃と急降下爆撃

九七式艦上攻撃機

艦これの時代の爆撃には、水平爆撃急降下爆撃の2通りがあります。名前の通り、水平爆撃は高度を維持したまま爆弾を投下する方法、急降下爆撃は飛行機を目標(=敵艦船)にめがけて急降下して爆弾を投下、その後、急上昇で離脱する方法です。歴史的には水平爆撃の方が古く、その後、急降下爆撃という手法が生まれています。

それぞれメリット・デメリットがあり、水平爆撃は撃墜されるリスクが低いものの、高い場所から落とすため命中の精度が悪く、艦船など的の小さいものへの攻撃には不向きです。また、味方が入り混じっていると、味方へ誤爆する可能性もあります。この性質から、陸上基地への攻撃は水平爆撃が有効とされていたようです。当時の日本軍の艦上機で水平爆撃を担当していたのが、九七艦上攻撃機です。これには大きな爆弾が積めたから、という理由があるそうです。これが攻撃機で陸上攻撃が出来る理由です。(九七艦上攻撃機は雷撃・水平爆撃兼用だったようです)

ついでに急降下爆撃についてですが、メリットは標的に急降下するため(600m付近まで近づくようです)命中率が高く、小さい的(つまり艦船)にも命中させることが出来ることです。デメリットは急降下に必要なエアブレーキや急上昇する性能など航空機の要件が必要となるほか、対空砲などで撃墜されるリスクが高まることです。また、高い技術が必要なので熟練のパイロットが必要となることでしょうか。

というわけで、広い範囲を爆撃すればよい(精度はさほど求められない)&味方艦船への誤爆の可能性がない敵地上基地への攻撃で、わざわざ急降下する必要はあまりなさそうです。撃墜されるリスクも増します。という理由で地上基地への攻撃「艦上攻撃機のみ攻撃出来る」ということになっているのではないか、と思います。

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