【2020年6月改訂】AMD贔屓のグラフィックカード比較

PCゲームを快適にプレイするための必須アイテムグラフィックカード。(ビデオカード、グラフィックボードなどと呼ばれることも。本記事ではこれから「グラボ」と呼びます。)

CPU内蔵のグラフィックス機能ではゲームを高画質・高fpsでやるには明らかに力不足、ということが前回の記事でハッキリしたので調べてみました。

[http://roche.main.jp/gadget/ff14-core-i7-bench/]

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グラボメーカー

グラボ自体は、SAPPHIRE、MSI、Gigabyte、玄人志向などいろんなメーカーから出てますが、心臓部はNVIDIA(エヌビディア)製かAMD製のどちらかです。

NVIDIAは「GeForce」シリーズ、AMDは「Radeon」シリーズを展開しています。価格も1万円を切るものからウン十万のものまでありますが、ゲーム用途ならNVIDIAのGTX1080が頂点に君臨するという位置づけのようです。

なので、何十万もするものは基本無視で大丈夫です。それらはどちらかと言うとクリエイター向けで、ゲーマー向けではありません。

NVIDIA「GeForce」とAMD「Radeon」の違い

それぞれのグラボの性能を見る指標は色々ありあますが、有名なのはPassmarkのベンチマーク。ところがPassmarkはNVIDIAを贔屓しているという情報も。また、似たようなスペックのグラボでも、NDIVIAとAMDのものでは、色味などが若干違うようです。

NVIDIAはAMDと比較すると圧倒的にシェアが高く、実際、単純なベンチマークとコスパで比較するとNVIDIA一択のように思えてしまいますが、色味の鮮やかさや動画再生支援の面では、AMDの方が若干優れているようです。

Radeonシリーズには映像のフレームとフレームの間を計算して埋める、というFluid Motionと呼ばれる動画再生支援機能がついており、アニメなどを見る時に特に効果を発揮するようです。ざっくり言うと30fpsが60fpsに上がるという感じでしょうか。なので、アニメ視聴などを主な用途にする際にはAMD Radeon搭載のものを選んだほうが良さそうです。

一方、ソフトウェア(ドライバー)面ではNvidiaのものが使いやすく、AMD製はクセがあり、やや使いづらい、といった特徴があるようです。Radeonは何か不具合があっても、まあAMDだしな…と納得出来る部分がある、玄人向けっぽい雰囲気があるそうな。私のような初心者は避けた方が無難かもしれません。

ベンチマークについては、CPUやゲームとの相性もあり、どちらが優れていると言い切れない部分も多いので、実際のプレイで検証しているサイトなど参考にするといいようです。このサイトではFF14に焦点をあてます(参考:GPU計24製品で試す「FFXIV 紅蓮のリベレーター」公式ベンチマーク。平均60fpsを得るのに必要なスコアはいくつなのか)。

NDIVIA GeForceシリーズはシェアが高いことから供給量も多く、価格も相場で安定していて、性能も分かりやすい。AMD「Radeon」は通貨マイニング特需で在庫が全部なくなったこと等もあり、やや価格が不安定。

なので、ここではAMD「Radeon」について記すことにしました。またGeForceシリーズはアメリカ・アマゾンと日本アマゾンの差がなく、日本で買った方が得なことが多いのですが、Radeonに関しては、アメリカ・アマゾンから買った方が得なこともあります。

AMDのグラボ

ハイエンドではGTX1080一択という感じが拭えないので、現実的な路線のミドルクラス、RX4XX 、RX5XX、R9シリーズについて調べてみます。自ずとGeForceシリーズが比較対象になります。

RADEON RXシリーズ

RX 580、570、560、550、480、470、460を調査しました。

RADEON RX 580

AMDの最新のアーキテクチャはVegaですが(今回は除外)、1世代前のPolaris世代のグラボ。

passmarkベンチマーク:8,064ですが、185TDPという消費電力がネック価格も高いので、このクラスなら三万円以内で買える[NVIDIA GeForce GTX 1060](passmarkベンチマーク:8,715)に軍配が上がるか。ただ、価格がかなり下がっているため、[NVIDIA GeForce GTX 1060](passmarkベンチマーク:8,715)よりもコスパ良好。

追記:現在はNvidia GTX 1060の後継機モデルNvidia GTX 1650が登場。passmarkベンチマークは7,894程度。性能はRADEON RX 580と同程度ですが、価格は少し安い。そしてメモリはRADEON RX 580の半分程度です。

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RADEON RX580はFF14ベンチでみると、最高品質で11,339と申し分ないですが、GTX1060の3GB版に及ばない模様。ただ、消費電力が300W近いので、ここがネック。GTX1060はTi共に225W程度です。

RADEON RX 570

1つ下のRADEON RX 570。ベンチマークは7,040とGTX1060よりも下な上、値段も高いので、特に選ぶ理由が見つからず・・・加えて品薄状態です

追記.現在、8GBモデルでも約15,000円と大幅に値下がり。コスパ最高。

RADEON RX 560

ベンチマークは4,796とGTX 1050(4,363)とGTX 1050Ti(5,741)の間。基盤が短いので、ケースによってはアリかもしれませんが、上記RADEON RX570/8GBモデルが良すぎるので、こちらを選ぶメリットはないかも。

TDPは75で、GTX 1050とGTX 1050Tiと同等レベル。

玄人志向 NVIDIA GeForce GTX 1050Ti 搭載 グラフィックボード 4GB シングルファン GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P
玄人志向

参考サイトにはFF14のRX560のベンチがないので、GTX1050を参考にすると、FF14最高品質(Direct 11、1920×1080)のベンチスコアは6,517と「とても快適」にプレイ出来るレベル(5,000以上で「とても快適」)。フレームレートは22-44と、可もなく不可もない。1600×900まで下げれば、33-55程度。ヌルヌル動くまで、後一歩足りない。

RADEON RX 550

ベンチマークは3,644とGTX 750Ti(3,703)に肉薄。GTX 1030(2,315)よりは高い。

FF14最高品質(Direct 11、1920×1080)のベンチスコアは3,778なので、「快適」にプレイ出来るレベル(5,000以上で「とても快適」)だが、フレームレートは12-25fpsと心もとない。解像度を1600×900まで下げれば、fps17-34程度。プレイに支障はなさそうだが、ヌルヌル動くわけではない。

まとめ

この記事を書いてからしばらく経って、改めて調べてみたのですが、品薄が続いていたRADEON RX570がビットコインバブル終焉と共に大幅に値下がり。パフォーマンスはそこそこいいので、現在とても狙い目の一品です。

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