IPアドレスの設定を「IPv6」にしただけでインターネット速度が1375倍になった話
- 2019.09.22
- 雑記
クッソ遅かったインターネットが、ある設定を施すだけで速くなった話です。論より証拠、変更前と変更後の結果がこちら。
82.5/0.06=1375倍。っていうか、光回線の有線接続でたった0.06Mbpsって、ゴミ同然。「フレ○ツ光」と「ビッグ〇ーブ」の組み合わせです。まあこれは最も遅いときですが、一番速いときでも8Mbps出るかどうかです。ほんとクソ。FF14もラグる状態です。
IPv6にした話
本題ですが、そもそもIPv6について少し説明します。知ってる方は飛ばしてください。
IPv6はIPアドレスの新規格です。今現在も主流はIpv4という規格なのですが(多分あなたのIPアドレスもこの規格です)、想定を遥かに上回るデバイスの増加により、Ipv4方式のIPアドレスが枯渇するというまさかの事態。これではまずいということで新たに誕生したのがIPv6という規格です。
ただ、現状は取り敢えずIpv4方式のIPアドレスでも問題はない(と感じる方が多い)ため、まだあまり普及していません。
IPv6で速くなる理由
IPv6はそもそも使っている人が少ないため、広い道路をスイスイ進むがごとく、あるいはポツンポツンと点在する家の住所がわかりやすいがごとく、インターネット速度が速くなるのではないかと個人的には思っているのですが、結果がすべて。速くなればそれでいいじゃない。
IPv6の設定
設定のために必要な条件が3つ。
・プロバイダがIPv6に対応していて、設定が可能であること
・ルーターが対応していること
・OSが対応していること
まず簡単なところから説明します。
ルーターが対応していること
ルーターがIPv6方式に対応している必要がありますが、私の持っている5年前くらいに、iPhoneのおまけでついてきた安いルーターで使えているので、比較的新しいルーターを持っている方は問題ないです。設定も特に必要なかったです。
OSが対応していること
私の使用環境はWindows 10。設定ですが、[コントロールパネル]>[ネットワークと共有センター]と進み、右の[アクセスの種類]の接続のところの[イーサネット]リンクをクリック。[イーサネットの状態]というウィンドウが開くので、[プロパティ]を選択 ここで[インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)]にチェックを入れます。
細々とした設定もあるのですが、デフォルトのままで大丈夫です。
プロバイダがIPv6に対応していて、設定が可能であること
ビッグローブでは幸いIPv6に対応しており、オンラインの申し込みページがあります。申し込みをして10分後くらいに、設定が完了しました、というメールが届き、知らないうちにIPv6になっていました(ビッグローブの回線確認ページでIPv6と表示されるようになりました)。追加料金などはありませんでした。
プロバイダですがフレッツ光の場合、ビッグローブの他、ニフティなどが対応しているみたいです。
ただ、地域によって対応プロバイダが違うみたいなので、下記リンクから確認すると良いと思います。
まとめ
デメリットがないIPv6方式の接続。出来ることならやってみて損はありません。
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